海外移住準備、子どもの英語教育。

最近、日本では空前のインターナショナルスクール・ブームになっているという話を、よく耳にするようになりました。日本国内にも多くのインターナショナルスクールが開校し、日本にいながらインターナショナルスクールで学ぶ子どもたちが増えているそうです。

私がシンガポールに移住したのは、子どもが5歳のときでした。

日本の幼稚園を年長の1学期で退園し、夏休みの期間中にシンガポールへ引っ越し。8月から、現地のインターナショナルスクールにYear 1のスタートから入学しました。

子どもを授かったタイミングで東日本大震災を経験したことをきっかけに、我が家では本格的に海外移住を計画し始めました。

そのため、子どもが話し始めた頃には、すでに英語に触れる環境を意識して生活するようになっていました。

◆1歳からヤマハ英語教室、英語リトミック(週1回、約1時間)

話し始めるのが早い子だったこともあり、1歳からヤマハ英語教室の幼児英語コースに通い始めました。母子で参加するクラスで、歌やリトミックを通して英語に触れるという内容でした。

そのほかにも、公民館で開催されていた英語リトミックのクラスにも参加していました。

どちらも先生は日本人でしたが、歌や音楽、リズムに合わせて英語を聞いたり、声に出したりすることで、楽しみながら英語に触れる機会になっていたと思います。

◆2歳からインターナショナル・プリスクール(週1回、半日)

2歳からは、週1回、半日保育のインターナショナル・プリスクールにも通いました。お弁当を持参して通うスタイルで、オーストラリア人の先生とフィリピン人のサポートの先生と一緒に過ごしました。

室内遊びや外遊びをしながら、さまざまな国の子どもたちと一緒に過ごす環境で、自然に英語を耳にする機会が増えていきました。

◆3歳から国際幼稚園

家から自転車で通える距離にあった、私立の国際幼稚園に通いました。担任は日本人と外国人の2名体制で、保育も日本語と英語を半々で行うという環境でした。

また、夏休み期間中には、外国人保育士による英語保育のサマースクールも開校されていました。普段の保育に加えて、夏休みにも英語に触れる時間を増やすことができ、子どもの英語が少しずつ上達していくのを実感しました。

◆動画、ビデオの言語

乗り物に興味があり、特に「機関車トーマス」と「カーズ」が好きだったので、日本語と英語の両方のバージョンを見せていました。

ディズニーチャンネルのアニメも好きだったので、言語を切り替えて、日本語で見る日と英語で見る日をつくっていました。

また、「セサミストリート」が大好きで、こちらは英語のみで見ていました。

一方で、アンパンマンや戦隊ものにはあまり興味を示さなかったため、ほとんど見ていませんでした。

その影響なのか、今でも日本に帰ったときに、お店のポスターなどでアンパンマンのキャラクター「ばいきんまん」を見かけると、「セサミストリートのMr.カウントだ!」と言うことがあります。

こうしたエピソードを振り返ってみると、やはり本人の好みは「セサミストリート」だったのだと思います。

以上のように、日本で英語に触れる生活を続けたうえで、5歳のときにシンガポールへ移住しました。

入学を希望していたインターナショナルスクールでは、メインストリームにはウェイティングがあり、すぐに入学できるEAL(英語補習クラス)からスタートすることになりましたが、実際には、すでにアメリカ人の先生と英語でコミュニケーションを取ることができていたようです。

もちろん、5歳での海外移住ですから、生活が始まってから覚えることもたくさんありました。それでも、事前に英語に触れる環境をつくっていたことで、英語そのものに対する抵抗感は少なく、学校生活にも比較的スムーズに馴染んでいくことができたのだと思います。

将来的に海外移住を視野に入れているご家庭であれば、移住の準備段階から少しずつ英語に触れる生活を始めておくと、移住後の生活のスタートもよりスムーズになるのではないでしょうか。